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会長挨拶

長野県医師会長 若林 透長野県医師会長
若林 透

 長野県医師会は、長野県下全域にわたる21か所の郡市医師会の会員である開業医及び勤務医師等、約2,800名を会員とする組織であります。 昭和22年11月、『医道の高揚、医学医術の進歩発展の向上を図り、もって社会福祉の増進に寄与する』ことを目的とし社団法人として設立されました。
 設立以来、医師の生涯教育、学校保健、産業保健、介護保険、さらには感染症予防対策、生活習慣病健診等の事業を積極的に展開し、地域の医療・保健・福祉活動を通じて県民の健康と生命を守り、豊かな福祉社会づくりに努力しています。長野県は長寿県として全国から注目されていますが、私共が長年行ってきた生活習慣病等の各種健診、テレビ・ラジオなどによる健康教育事業などが、「健康長寿長野県」に少なからず貢献しているものと自負しています。
 医師会は、医療・保健・福祉に関する全てに関わりを持つことから、その事業は、感染症対策、在宅医療・災害救急医療を始め、生活習慣病・乳幼児・妊婦等各種健診、介護保険、学校保健・産業保健等、多岐に亘っていますが、長野県医師会は、真に健康を願う県民の立場において、安全で安心な医療提供を目指して、関係団体の方々と連携を図り様々な事業に取り組んでまいりたいと存じます。
 我が国に新型コロナウイルス感染症がまん延してから数年が経過いたしました。国は新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを2023年5月8日から季節性インフルエンザと同様の「5類」に引き下げました。今後の感染対策は個人の選択、自主性が尊重されております。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが引き下げられてもウイルス自体は変わりません。気を緩めれば今後再び感染が拡大する可能性があります。引き続き十分な感染予防対策が望まれますが、長野県医師会は県民のいのちと健康を守るため引き続き感染症対策に注力してまいります。
 ここに、長野県医師会の概要、事業内容、活動状況等を紹介し、県民の皆様方のご理解の下、県民と共に安心で安全な医療の充実向上を目指し努力してまいりますので、ご支援ご協力をお願い申し上げます。