読本52
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 認知症はだれもがかかる疾患です。以前は治療法も予防法もない、何もわからなくなってしまい、徘徊をしたり、大騒ぎをしたりする状態になる恐ろしい疾患と思われていましたが今は違います。認知症には予防法があり治療法があります。それらは完全に予防でき、完全に治療できるわけではありませんが、認知症の発症と進行を遅らせることができます。 また同時に、介護する家族など周囲の人が認知症のことをよく知り、認知症の人のストレスを取り除くように関わることは、穏やかな生活を送るために何よりも大切です。6おわりに 18わたくしたちの健康読本

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